お茶で知られる駿河の国(静岡)の北西部の山あいに位置する遠州森町は、ご存知「森の石松」と共に高級茶の産地として全国的にその名をしらしめています。
古くから、「娘やりたやお茶摘みに」と浪曲に謡われる、香りゆかしい森のお茶、四季を通じて恵まれた気候、水はけの良い土質、川霧たちこめる山あいで茶葉を栽培するという最高の茶生産の環境です。
その味は「粋な味」と言われて、甘味の中に適当な渋味があり、コク、香り、緑茶本来の味わいが楽しめます。
遠州森町といえば「森の石松」、広澤虎造の名調子に謡われた「遠州森町よい茶の出処、娘やりたやお茶摘みに...」
この浪曲枕は昭和初期の大不況の折り、森の茶のPRにと森町茶商組合初代組合長が作詞し、当時、押しも押されぬ大スター初代広澤虎造に懇願して口演され、森の茶が広く知れ渡ったとされています。
つまり、「コマーシャルソングのはしり」だったわけです。
現在、茶園の総面積は約400ha、山間地ということもあり、牧ノ原のような大規模な茶園はありませんが、自然の恵みをいっぱいに受け、本来の味と香を生かした茶の生産に精進しております。
主な生産地区:森、一宮、薄場、三倉、草ケ谷、睦実、天方
令和6年11月6日、7日
JA遠州中央森町茶業センターにて
令和6年10月19日、20日
都立木場公園にて
令和6年8月3日
太田川ダムにて
2月第1日曜日
森町文化会館広場にて開催
10月中旬
東京都立木場公園にて開催
11月第3日曜日
森町文化会館・ミキホール広場にて開催
当組合に加盟している店舗の一覧です。 下記リンクからPDFファイルでダウンロードも可能です。